ひまりのアンチエイジングライフ

こんにちわ。 中医学と薬膳で、どこまで老化にあらがえるのでしょうか。 魅惑の50代、まだまだ頑張らなければなりません。 日々の食事や日常の習慣など、日々感じたことを綴っていきたいと思います。

昨日は、「気」について書きました。


「気」のお仕事の一つに防衛作用があります。
これは、身体の表面に気のバリアーを張って邪気から
身を守ってくれるんです。
中医学では、邪気は毛穴からも入るとされています。
目には見えませんが、体表面って穴が一杯あるんですよ。


夏は汗を一杯かいて肌もゆるくなって、毛穴が閉じることはありません。
毛穴が開ききったところに、乾燥の秋がやってきます。

秋は風が吹く季節でもありますよね。 この風がウイルスや花粉などを
連れてやってくるわけです。
乾燥と気温低下が、ウイルスは大好きなんです。


夏に冷たい物の取りすぎなどで、脾が弱っていると
「気」が作られなくなると言いました。


すると?
身を守る気のバリアーがないので、開いた毛穴から邪気が
入って来ます。


これを防いでくれるのが、
実は、酸味の力で助けてくれるんです。

酸味の効能に、収斂(しゅうれん)というのがあります。
だらだらとした体調や津液のもれなどを引き締めてくれる効能です。
これが、毛穴を引き締めて、邪気の侵入を防いでくれるんですね!


(この酸味、春の五味でもあります。 春にも春一番というぐらい
風が吹く季節で、花粉症やウイルスが飛び交います。 
冬の寒さで閉じていた毛穴が春の陽気で気温が上がると毛穴が
ゆるむんです。そこに春の邪気がはいってくるんですね。)


というわけで、今の季節の変わり目には、脾を強化して
酸味を取り入れて、邪気から身を守ることを意識したいと思います。



脾の強化には黄色の食材のサツマイモと、気を補ってくれるなつめと、
酸味のレモンと、潤いの蜂蜜をつかった簡単デザートを作りました。


●リンゴとサツマイモのレモン蒸し煮
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<材料>
リンゴ      1個
サツマイモ   200g
なつめ      2個
はちみつ    小さじ2
レモン      大さじ1
水         少々

<作り方>
1、リンゴは皮をむいてくし形に切る。サツマイモは1センチの輪切り、
  なつめはお湯で柔らかく戻しておく。
2、鍋にリンゴを並べ、上にサツマイモ、なつめを重ねて置く。
3、その上にレモンをかけ蜂蜜をかける。
4、火をつけて蓋をして、弱火で20分蒸し煮する。
5、リンゴの水分量により、焦げそうなら水を少し足す。


これは、蒸し煮ですから本来は水は一滴もいれないんですが、
水分量の少ないリンゴだと、焦げることがあるので、様子を見ながら
水を調節してくださいね。


子供からお年寄りまで、身体に優しいデザートです。

今日は、「気・血・水」の「気」について書きたいと思います。


先日から気がどうとかという話を良く書いていますが、
そもそも「気」とはどういうもの?という事ですよね。

中医学では、
「気血水」は、身体を構成する3つの要素です。
その中でも、生命を維持する最も基本的な物質が、「気」です。
「気」が先にあって、血や水(津液)を生み出します。



人体の「気」は、先天の精と後天の精によって作られます。

先天の精・・・・親からもらった精気(に蓄えられる)

後天の精・・・・飲食物から作られた気 (で作られる)   
         呼吸によってとりこまれた精気(で取り込む)


おぎゃ~と生まれたときは、親からもらった精気が100%です。
これがに蓄えられているのですから、腎が成長や生殖、ホルモンと
関係しているのは、生命力の源だからですね。
このに蓄えられた先天の精は、年齢を重ねるごとに減っていきます。
老化現象は、腎の精が減り、機能が弱ることによって現れます。


この減っていく先天の精を、補うのが、後天の精です。
飲食物から栄養素をで取り込み、気を生みます。
また、呼吸によってもで取り込み、気を生みます。


というわけで、
「気」というエネルギーを作り出すのは、「腎」「脾」「肺」の
3つの臓器が関連しあっているのですね。

 
また、
気のお仕事は、
1、身体を温める
2、血や水を臓腑に運んだり、排泄したりする
3、身体の表面を気のバリアで、外の邪気から守る
4、血や汗や尿やなどが漏れ出すのを防ぐ
5、飲食物が気に変わるなど変化する働き


などがあります。
なので、気が不足すると?
身体が冷えたり、身体を邪気から守れないので、
外からの邪気に、やられて不調になってしまいます。
汗がだらだら出たり、尿漏れがあったり、鼻血などが
出やすくなります。
また気が足りないので気血水を十分に作れなくなります。
その他にも、気が不足することで起きる失調は様々あります。



50代にもなると、腎の機能が弱ってくるので、「気」が減ってきます。
また、脾の機能も弱ってくるので、「気」が作られません。
肺の機能も弱ってくるので、呼吸が浅くなり、十分な「気」を取り込む
事が出来ません。

こういう「気」が十分にない状態を「気虚」といい、「気虚体質」と
言います。
更年期の女性のほとんどが、気虚体質といえますよね。


そこで、対策としては、
腎、脾、肺を、強化する食材を取り入れながら、
呼吸を深くして、精気を取り込むことが大事になってきます。

腎・・・塩から味(ミネラル類)、  黒い食材(ひじき、わかめ、黒ゴマ、黒豆など)
脾・・・甘味(穀物、豆類の甘さ)、黄色い食材(米、豆、かぼちゃなど・・)
肺・・・辛味(適度な辛さ)・・・・・・ 白い食材(白菜、大根、レンコン、白きくらげなど)


深呼吸って、とっても大事だったんですね。
「気」をダイレクトに体に取り込むことなんですものね。

参考にしてみてくださいね。



※おまけ
この子は、まだまだエネルギーに溢れています。
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こんばんわ

今日は、空気は冷たいのに、湿度が高くて
蒸し暑いという、うっとおしいお天気でした。

久しぶりにエステに行ってきました。
毎年夏の終わりには、日焼けした肌をリセットしに、
ピーリングを受けています。

お肌の弱い方はピリピリが強く感じられるかもしれませんが、
私は気に入っていてもう10年以上続けています。

私はこれを、「お肌のお祓い」と呼んでいます。
猛暑の後の黒い影のようなものが顔に張り付いていたのですが、
ピーリングをすると、影が祓われて、本来の輝きを取り戻すと
いいますか。。。

ちょっと大げさですね。 (^▽^)
それぐらい気に入っているということです。 



さて秋の食薬の代表選手の一つといえば、レンコンですが、

レンコンの効能は本当に素晴らしくて、秋から冬の間の
気管支を守ってくれるお助けマンです。


今日はレンコンのすり流し汁を作りました。

・蓮根は、
平性で、心、肝、脾、胃によい
身体や血に溜まった余分な熱を取り、血行を良くし暑気あたりを
解消する。
喉を潤し、渇きを鎮める。
酒の毒を解消し、胃腸を丈夫にする。
血を作る養血作用があり、五臓を整える。

酢と合わせることで、健胃作用が高まり、食べ過ぎ飲みすぎに
よる胃のもたれや、胸やけをすっきりさせてくれます。

これと合わせる
・長芋は、
肺の機能を高め、肌を潤す。
胃腸を丈夫にし、吸収力を高め体力をつける
利尿作用がある。 

・わかめは、
ミネラルや食物繊維が豊富で便秘に良い
栄養成分のフコイダンが、NK細胞を活性し、免疫力を
あげてくれます。
ヨウ素が豊富で交感神経を刺激して代謝を上げます
カリウムが多く、浮腫みの解消にもなります。


●レンコンのすり流し汁
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<材料>
蓮根       100g
長芋       100g
乾燥わかめ   少量
豆苗        少量
昆布だし     700cc
塩、醤油     適量

<作り方>
1、レンコンは皮付きのまま摩り下ろす、長芋は
  1センチ角に切る。 
  豆苗は4センチ長さに切る
2、鍋に昆布だしを入れ火にかけ、沸騰してきたら
  蓮根と長芋を入れる。 アクが出てきたら取りながらしばらく煮る。
  
3、長芋が柔らかくなったら塩、醤油で味を整え、豆苗を入れ
  火を止める。

食べるときに、梅干し一個を入れても美味しいですよ。

このお汁は、トロリとしていてポタージュのようです。
優しいお味だけど、咽喉や気管支にすごくよいので、
これから活躍してくれると思います。

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